研修報告ブログreport

  1. いなだ歯科 こども矯正歯科
  2. 研修報告ブログ

☆歯科衛生士院内研修報告☆

今回の研修では、症例発表を行いました。



以前に先輩方の症例発表を聞かせていただいたことはありましたが、今回は初めて、自分でも症例発表を行いました。発表した症例としては、まだ介入し始めたばかりのものなので、「今後どう寄り添い対応していくか」というのがメインのテーマとなりました。

先輩方の症例発表では、プライベートで大変な日々を過ごされていた患者様のお話がありました。その方は、ご自身でモチベーションを上げるのがとても上手な方のようだったので、一時的に下がったモチベーションもまた復活させとても頑張られているようでした。もし自分が担当で、患者様がなかなかご自身でモチベーションを上げられなかった場合、自分ならどの様にして患者様の心労に寄り添いモチベーションを上げられるのか、考えさせられました。特に介入が浅いうちは患者様のプライベートに踏み込むのは失礼にあたると思い、必要最低限のお話を聞くようにしていました。ですが、モチベーションが下がる、上がらない裏には、生活背景に何かしら要因がある可能性もあるので、思い切って少し踏み込んでみることも時には必要だということを感じました。



また、別の症例ではブラッシング指導により今は口腔内をとてもきれいにされており、SRPも行いPD値も下がったのにBOPがなかなか下がらないというものがありました。いくつか原因は考えられるそうですが、よくよく患者様から話を聞いていくと、フロスをかなり強く歯肉に当てていたそうです。もともと歯肉に強く当たるのを好む傾向があったようでした。

それを聞いて、一度ブラッシング指導を行い、正しく扱えていたとしても、慣れてくるとその方の好みやもともとの癖などで使い方が変化してくることもあるため、しばらく経過した後に再度使用方法を確認することも大切なのだと学びました。

先輩方の症例発表を聞き、患者様のお話を聞き出すことの重要さを感じました。これから患者様を見ていく際に、より良い向き合い方・寄り添い方ができる様生かしていきたいと思います。

今回症例とさせて頂いた患者様はまだそこまで歯周病が進行しているわけではないので、これから歯周病が進行していかないように見ていく他、黒川さんはお話や情報提供をする場、関係構築の場にしていくのも一つだと仰っていました。患者様のモチベーションを上げたり維持していく為にも、まずは信頼していただけるように頑張りたいと思います。

歯科衛生士 川合祐紀子

 


☆院内研修報告☆

今回の研修では、まずパワフルミーティング6ルールを行い、その項目に対し、自分ができているか振り返りました。6ルールの中で自分が実行することを決め、グループでシェアしどの項目も大切だと思いました。特に私は、何でもポジティブに捉え行動していこうと思いました。



主とした内容では、グループに分かれ、売り上げを伸ばしたい商品の企画について考えました。学んだこととして商品を違う目線で見てみることや年齢層を変えてみることが大切になると気づくことができました。

講師のお話に中にボイスレコーダーについてのお話がありました。ボイスレコーダーの使用方法で思いつくのは、探偵が録音したりする事が考えれます。しかし、違う目線で考えた方が、子供への置手紙の代わりにボイスレコーダーに録音し代わりに使用する事を用途として増やし売り上げを伸ばしました。商品の視点を変えて考えることの重要さに気づくことができました。

今後、いなだ歯科では新しい商品や元からある商品についてのアピールの仕方をスタッフで考えて、歯科と患者さんのWIN-WINを目指していきたいと思います。より医院全体がレベルアップできるように頑張ります。

 

歯科衛生士  高市 佳奈


☆接遇研修報告☆

今回の接遇の研修は、心から相手に寄り添うためにコミュニケーション力の勉強を行いました。



心から相手に寄り添うとは目の前にいる患者様への対応はもちろん、患者様から見られている対応も気をつける必要があると言うことです。

よくコミュニケーションといいますがその目的とは人間関係を作る、情報伝達する、協力してもらう、受容、共感するが挙げられます。

コミュニケーションは口から伝える事が多いと思いますが、話すというのは表現すると同じであり、話し手はその事柄が正しく伝わるように、良い印象で受け入れられるように話すことが大事だということです。

そしてその良い話し方とは、相手に応じ話す、聞き手の反応を確認する、聞き手の関心を引く、誠実な態度を表す(アイコンタクト,頷き)、話しかける(一方的に独り占めしない)と言うことです。

一方聞く事は理解することと同じであり聞き手は、相手が何を伝えようとしているかを正確に、誠実に、好意的に聞くことが大切と言うことです。

そして良い聞き方とは、先入観をなくす(素直に冷静に聞く)、集中して聞く、辛抱強く最後まで聞く、不明点は問い返す、興味関心を態度で表現する、音で聴く「アイコンタクト」です。

初めて対面する患者様や短時間の会話で同席する患者様にいかに効果的に「寄り添う」を伝えられるかが大切と学びました。

それを踏まえて、スタッフ同士でデモンストレーションを行いました。

より意識することで味になったと思うので、今後も患者様に心から寄り添うためにしっかりとコミュニケーション能力をあげたいと思います。

歯科衛生士 茂野祐里奈


☆歯科衛生士院内研修報告☆

新人DHが入って来たので、前回に引き続き、もう一度歯周治療の重要さについて講義がありました。

今回もまずは歯周組織のイラストのテストから始まり、歯周ポケットと健康な歯肉溝の違いについて振り返りをしました。



模型を用いて実習も行いました。炎症反応の過程や、歯周治療の中の歯石取り治療のポイントを学びました。料理をする際も切れる包丁を使うのと同じで、上手く道具を使うにはまずしっかりその道具の手入れをすることが大切です!



実習の中で先輩スタッフも後輩スタッフも基本に返り、自分がどんな施術をいつもしているかの良い確認にもなりました。

 

歯科衛生士 青木ともみ


☆接遇研修報告☆

今回の接遇の研修では、まずは午前中の診療を見て頂いたフィードバックをしました。

前回の時より、言葉使いが気になると言われました。

「失礼します」「大丈夫ですか?」はよく使われる言葉ですが、何でも応用がきく言葉でもあります。ですので、しっかりと意味のある言葉を使うように指導を受けました。

普段から、言葉使いは意識していますが、自然に使えるようになれたらと思います。



今回はマズローの法則について学びました。マズローの法則はご存知ですか?

人間の欲求は5段階+1のピラミッドによって構成されています。

①生理的欲求

②安全・安定の欲求

③社会的帰属の欲求

④自画自尊の欲求

⑤自己実現の欲求

⑥共同体発展の欲求   という段階があります。

これら5つの欲求にはピラミッド状の序列があり、低次の欲求が満たされるごとに、1つ上の欲求をもつようになるそうです。自分が今、どの立場にいるか考えさせられました。

土台がしっかりしていないと積み上がらないので、各自の気持ちの持ち方がとても大切だと思いました。思考の癖をプラスに考えることです。

元々私はプラス思考だと思ってるので、そんなには難しくはないと感じました。
例えば   心配症→慎重   うるさい→賑やか など。

こういう風に考えると楽しくなりますし、気持ちも変わってくると思います。

そして、自分の強みをあげるという項目ではなかなかでてきませんでした。

人の強みはたくさんでてくるのですが…人から見た私の強みを聞いて嬉しくなりました。

そう見えてるんだと思ったら自信を持ってもいいんだと感じました。
それをふまえて、いなだ歯科の強みや問題点についてチームでディスカッションし、改善点を出し合いました。今回出た改善点を実践して活かせるようにしていきたいです。

そして、患者様にとってよりよいいなだ歯科になれたらいいと思います。

歯科助手 春山 真理