いなだ歯科/大阪府松原市の歯科医院/一般歯科・小児歯科・矯正・口腔外科

歯科マメ知識

KNOWLEDGE

上手に使おう!フッ化物配合歯磨き剤

むし歯予防に欠かせないフッ素。

フッ素の効果は大きく分けて3つあります。

①歯の質を強くする

②むし歯菌の活動を抑える

③歯から溶け出したカルシウムやリンの再沈着を促進する

フッ化物配合歯磨き剤とは、フッ化物が配合された歯磨き剤のことをいいます。

最近の日本の歯磨き剤のほとんどにフッ化物が配合されているのをご存じですか?

歯みがき終了後、口の中に残ったフッ素は歯や粘膜などに保持され、少しずつ唾液中に遊離して効果を発揮します。その効果を高めるためには、歯みがき剤の使用量や歯みがき時間・洗口回数などに配慮が必要です。

フッ化物配合歯磨き剤の使い方に関して、むし歯予防効果を高める6つのポイントをお伝えします。

歯磨き剤の使用量について

大人の場合は1g、毛幅が2㎝の歯ブラシの場合、約3分の2程度が目安です。

10歳未満のお子様は、安全性に配慮した量を使用してください。

例えば、ぶくぶくうがいがまだしっかりできない3歳未満のお子様は、切った爪程度の極少量を使用し、ぶくぶくうがいができるようになったら子ども用歯ブラシの半分の量を目安にするなど、少しずつ使用量を増やしてください。

                 

<大人の場合の使用量の目安>

歯磨き時間について

フッ素が歯の表面に定着して効果を発揮するには、約2分の歯磨きが必要です

また、長すぎてもフッ素濃度が薄くなってしまうので、丁寧にゆっくり磨きたい方は、最後の分間で歯磨き剤をつけて磨くのがオススメです。

            

歯磨き後のすすぎについて

最後のすすぎでフッ素を洗い流してしまうと効果も薄れてしまうので、少ない水の量で1~2回程度すすぐようにしましょう。

また、歯磨きの後は1~2時間程度飲食を控えた方が、フッ化物が長時間停滞し、予防に効果的です。就寝中は唾液分泌が 低下してフッ化物を長時間口の中に留まらせることができるので、夜の歯磨きは就寝前に磨くのがオススメです。

歯磨き方法について

歯と歯の間や、歯の溝にフッ化物がしっかりと届くように磨きましょう。

         

歯磨きの順番

高濃度のフッ化物をむし歯ができやすい部位に効果的に届けるために、もっともむしになりやすい部位から磨き始めるのが効果的です。(ちなみに、最近の調査では、下の奥歯が一番むし歯になりやすく、次に上の奥歯がなりやすいと報告されて います。)

軽く湿らせた歯ブラシにフッ化物配合歯磨剤をつけましょう

乾いた歯ブラシだと、歯磨き剤が行き渡りにくかったり、歯ブラシの毛束の根本部分に歯磨き剤が残りやすくなります。

湿らせすぎるとその水分で歯磨き剤が希釈されてしまうので、歯ブラシを湿らせた後は軽く水をきってから歯磨剤をつけるようにしましょう。

効果の出るフッ化物配合歯磨き剤の使い方を是非実践してみてください!

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