いなだ歯科/大阪府松原市の歯科医院/一般歯科・小児歯科・矯正・口腔外科・審美歯科・インプラント

歯科マメ知識

KNOWLEDGE

キシリトールガムについて

キシリトールは砂糖と同じくらいの甘さを持ち、多くの長期的な臨床研究でむし歯予防効果が証明されている甘味料です。

キシリトールをガムやタブレットの形で一定時間以上口の中に入れると、むし歯の原因となる歯垢が付きにくくなるだけでなく、歯の再石灰化を促し、歯を固くします。

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ところで、キシリトールガムに歯科専用があるのをご存じですか?

市販されているキシリトールガムと何が違うのでしょうか。

~歯科専用キシリトールガムの特徴~

1.甘味料としてキシリトールを100%使用

甘味料としてキシリトール以外配合されていません。

市販されているキシリトールガムの場合、キシリトール配合と書いてあっても、微量しか配合されていない場合もあるので注意が必要です。

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2.歯の主成分であるリン酸カルシウムが配合されていて、再石灰化を助けます

3.噛む力を鍛えることができる

市販されているキシリトールガムの2倍の固さがあるので、かむ力が鍛えられます

☆むし歯予防のためにキシリトールガムを購入する際は、パッケージの成分表示を確認しましょう!☆

ポイントは3つです。

1.キシリトールのむし歯予防効果を得るためには、糖質(炭水化物)中におけるキシリトール含有率が50%を超えていることを確認しましょう

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このガムは70.7g中32.8gがキシリトールですので50%を超えていません

シュガーレス」表示を確認し、糖類が0gであるか確認しましょう

キシリトールが配合されていても、砂糖など酸が出る甘味料が入っていては意味がありません。

3.クエン酸などの酸を含んでいないもの

柑橘類などの香料が多量に含まれる場合、酸を産生する可能性があるので、配合されていないものを選びましょう。

また、キシリトールガムを効果的に取り入れるために、ポイントが4つあります。

1.1日4粒から8粒を目安に摂取しましょう

むし歯予防に必要なキシリトールの量は1日5~10gです。

歯科専用のキシリトールガムには、1粒につきキシリトールが1.3g含まれているので、1日4粒~8粒を目安に摂取しましょう。

また、1度にたくさんより、1日3~4回以上に分けて摂取してください。

2.キシリトールガムを噛むおすすめのタイミングは食後や間食後です。

食後お口の中に残った糖分や酸を唾液で洗い流すために、歯磨き前に噛むのがポイントです。キシリトールが100%配合されているガムであれば就寝前にかんでも問題ありません。

3.味がなくなっても唾液の分泌を促進するために5~15分噛みましょう。

4.3ヶ月以上毎日続けましょう!

毎日効果的にキシリトールガムを摂取し始めて2週間ほどでプラークがつきづらくなります。3ヶ月以上経つとむし歯をつくる細菌が少なくなりむし歯になりにくいお口の環境にすることができると言われています。(ただし、キシリトールガムを摂取する日としない日がある人は効果が出にくいです)

一旦むし歯をつくる菌が減れば、キシリトールの摂取をやめても定期的に摂取した期間の2倍は効果が続くというデータも出ています。(例えば6ヶ月間キシリトールを続けていた人はやめてもその後12ヶ月間はむし歯をつくる細菌が少ない状態が続くというお話です)

お口の健康を保つには日々の歯磨きや正しい食生活・定期健診を受けることが重要です。

キシリトールを摂ることでむし歯になりにくいお口の環境にすることができますが、 歯磨きの代わりにはなりません。キシリトールはあくまでもむし歯予防効果をより高める補助的なものとお考えください。

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キシリトールを生活に取り入れて積極的にむし歯予防をしていきましょう!

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